René Barbier Senior
Clos Mogador とともに、Priorat の古木をふたたび世界の注目へと導いた先駆者のひとり。1998年、その周囲の見過ごされてきた斜面、のちの DO Montsant に目を向け、1999年にそこで Celler Laurona を創設しました。Cronos は彼のワインです。Blanc de Laurona は長年、彼が最も愛した白でした。彼は Fiona に、畑を読むこと、そして歳月を見据えてブレンドすることを教えました。

ひとつのワイン。4つのヴィンテージ。4つの個性。Mític は毎年同じ方法で造られます。変わるのは、その年そのものです。それぞれの季節がもたらしたものを、ここに。
穏やかで雨の多い冬、そして6月に軽い雹が降った涼しい夏。例年の3倍に及ぶ9月の雨が、高い酸と低めのアルコールをもたらしました。
2月、雪が3日間にわたって畑を覆いました。続く夏は暑く乾燥し、ブドウは健やかに熟しました。
4月の3日間の豪雨が開花を遅らせました。風と絶え間ない陽光が樹を健やかに保ち、暖かな9月が、ゆっくりと均一な成熟をもたらしました。
乾いた春と、昼夜の寒暖差の大きい穏やかな夏。収穫期の豪雨のため、畑ごとに摘み取りました。4分の3がカリニェナです。
Laurona のブドウ畑は、標高およそ120メートルから700メートルまで、いくつもの村に点在しています。片岩、粘土石灰質、花崗岩の上に、樹齢60年を超える樹が根を張っています。ひとつの土地だけで Laurona は生まれません。生み出すのはブレンドです。
標高と冷涼な夜が、フレッシュさと張りをもたらします。
より温かく、より丸く、より開いた果実。
品種ごと、土地ごとに別々に熟成させ、時間を見据えてひとつにします。今年ではなく、何年も先にどんな味わいになるかを思い描きながら。



大プリニウスは、Tarraco のワインと並べて、その優雅さゆえに Lauro のワインを讃えました。私たちのワイン Plini は、彼にちなんで名づけられています。
スイスでは、Roland Fischer の Fischer & Rihs が国を代表するワイン商のひとつとなり、2001年まで歩みを続けます。世界が伝説と認めるより前に、彼は Clos Mogador、Vega Sicilia、Rayas、Château Musar を扱っていました。
René Barbier Senior は Roland Fischer に問いかけます。見過ごされてきたカタルーニャのこの片隅に、偉大なワインの未来はあるだろうか、と。彼はすでに、その答えを味わっていました。
René Barbier Senior が Falset に Celler Laurona を創設。古書のなかからその名を見つけた Christopher Cannan とともに。
DO Montsant が誕生。Laurona はすでにここでワインを造っていました。
Wine Spectator Top 100:創設からわずか3年で、Laurona 2000 が #95 に。
偉大な年。その一部はライブラリーに残され、何年も後に Cronos として世に出ます。
The New York Times にて、Eric Asimov が「Spanish Reds That Emerge From the Shadows」のなかで Laurona 2006 を取り上げます。
Fiona Fischer が La Figuera にやって来て、自らのワイン Galilea by Fiona を立ち上げます。最初の一本は Pythagora。
Fischer 家が Celler Laurona を取得。Roland Fischer がその誕生を見届けたワイナリーです。
René Barbier Senior が Fiona Fischer に Laurona のセラーとブレンドの守りを託し、彼女はワインメーカーとなります。古木、品種ごとの熟成、そして準備が整ってはじめて出荷。
René Barbier Senior と Fiona が肩を並べて造った、最後のヴィンテージ。
2007年から2022年まで、いま注ぐことのできる17のワインとヴィンテージ。
ライブラリーは、待つことを知る人々によって築かれます。Laurona の物語を担う4人をご紹介します。
Clos Mogador とともに、Priorat の古木をふたたび世界の注目へと導いた先駆者のひとり。1998年、その周囲の見過ごされてきた斜面、のちの DO Montsant に目を向け、1999年にそこで Celler Laurona を創設しました。Cronos は彼のワインです。Blanc de Laurona は長年、彼が最も愛した白でした。彼は Fiona に、畑を読むこと、そして歳月を見据えてブレンドすることを教えました。
1963年から2001年まで、40年近くにわたり、彼のスイスの会社 Fischer & Rihs は、のちに世界が伝説と呼ぶワインを紹介してきました。1998年、René Barbier Senior がひとつの問いを携えて彼を訪ねます。カタルーニャのこの片隅に、偉大なワインの未来はあるのか。彼は Laurona の誕生を見守りました。2016年、Fischer 家がその守り手となります。
École hôtelière de Lausanne で学び、ドバイと中国で、Fairmont と Jumeirah での3年以上を含むキャリアを重ねたのち、ワインに呼ばれました。2014年に La Figuera へやって来て、その古いガルナッチャに心を奪われ、最初のワイン Pythagora を造ります。4年間 René Barbier Senior のそばで働き、2018年、彼から Laurona のセラーを託されました。現在はワインを造り、ワイナリーを率いています。「自然が語り、私が訳す。」
最初のヴィンテージの頃から、Laurona のセラーで27年。ライブラリーのすべてのボトルが、彼の手と心遣いを経てきました。
信念からオーガニックで畑を手がけていますが、オーガニックやビオディナミの認証は取得していません。その仕事は、この地のほかのワイナリーが見事に担っています。私たちは、示せることをお伝えしたいのです。

ふさわしい瞬間を、何年も待つワインがあります。
お住まいの国で、飲酒が認められている年齢に達していますか?